私たちインドネシア人は、日本に対して感情的な親近感を持っていると感じています。
幼い頃から、電子メディアや印刷メディアを通じて日本の文化に親しんできました。
1990年代には、とても人気があり、当時私たちのお気に入りだったドラマ「おしん」がありました。「おしん」は、日本人の日常生活を私たちインドネシア人に紹介するのに大成功しました。
日本のドラマ 「おしん」

当時まだ子どもだった私たちは、ドラマのストーリーを完全には理解していなかったものの、一番印象に残っていたのは「おしん」という日本人女性の名前でした。どんな日本人の名前を聞いても、私たちは皆その人を「おしん」と呼んでいたのです。「おしん」という名前だけでなく、ドラマは日本人女性の自然な美しさも紹介してくれました。
「おしん」だけでなく、私たちはほぼ毎日、日本のとても面白くて驚かされる番組を見ていました。例えば、「ドラえもん」、「ドラゴンボール」、「仮面ライダーBLACK RX」、「ダッシュ!四駆郎」などです。



私たちの中には、ドラえもんの竹コプターで空を飛ぶ夢を見たことがある人も少なくありません。学校の宿題で困ったときには、ドラえもんがポケットから便利な道具を出してくれるように願ったものです。本当に、日本のメディアは子どもの頃の私たちの心に大きな影響を与えました。
さらに面白いのは、1990年代にはテレビを持っている人がまだ少なかったことです。テレビを持っているのはごく一部の人たちだけでした。
テレビに集まる子供たち

私たちは、テレビを持っている近所の家で日本の番組を見ていました。当時、テレビは贅沢品で、すべての家庭にあるものではありませんでした。しかもそのテレビは、白黒のブラウン管テレビだったのです。その時、私たちはまるで無料の映画館で映画を見ているような気分でした。ポップコーンやコーラはなくても。
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